「疲労」と「疲労感」

「疲労」と「疲労感」

季節が春から夏へと変わる6月。

梅雨入りの報告が各地で聞こえてくるこの時期に、何をしていなくても感じやすいだるさや倦怠感。

疲れに気づいていながらも、つい、がんばりすぎてはいませんか。

精神的、肉体的、押し寄せる情報など、私たちは様々な要因で疲労を引き起こしています。

そもそも「疲労」の正体とは。

今回は、日々の生活の中で生まれる疲労の解消法のヒントを探ります。

 

身体のアラーム機能「疲労」

「三大生体アラーム」という言葉をご存知でしょうか。

これは「痛み」「発熱」「疲労」の3つからなる人間の生体における警告を表します。

「これ以上、運動や仕事を続けると害が及びますよ」という、身体からのメッセージと言われており、

鎮痛剤や解熱剤で対処ができる「痛み」「発熱」よりも解消が難しいのが「疲労」です。

また、心身への加重負荷により生じた活動能力の低下を「疲労」。

疲労が存在することを自覚する感覚が「疲労感」。

そのように区別して用いられています。

これらは常に同時に働くものではなく、乖離する点があります。

疲労感は思考や感情をコントロールするなど様々な情報処理を行う前頭葉「眼窩前頭葉」で感じますが、物事に対して「嬉しさ」「楽しさ」やりがいを感じた場合に疲労のシグナルを上書きしてしまいます。

それが、疲労感を感じていないのに、身体は疲れている、状況が起こる要因です。

※参考「日本成人予防協会」)

おわりに

疲労感は数値化ができず感じにくいため、疲れを溜め込みがち。

oyasumicaは自身と向き合う夜の時間に目を向け、女性のライフスタイルを豊かにすることを目指し、3分で取り入れられるような情報を発信しています。

 まずは大切な自分自身の身体のサインに気づき、ご自身に合った方法で向き合ってみてはいかがでしょうか。

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